坐骨神経痛と椎間板ヘルニア(患者さんの声)

川崎市高津区のテツオさん

埼玉県川越市のケースケさん

川崎市宮前区のコーイチさん

世田谷区祖師谷のタイスケさん

世田谷区等々力のシンイチさん

川崎市高津区のユージさん

川崎市高津区のクミコさん

川崎市高津区のニックさん

世田谷区尾山台のサトミさん

川崎市高津区のヨシユキさん

 

 

私のところへ来院される方には、整形外科で「椎間板ヘルニア」と診断されて、手術を勧められた、というケースがとても多いので、ヘルニアと手術に関する見解を述べておきます。

ヘルニアで絶対に手術が必要なのは、馬尾症候群と呼ばれる症状が見られる場合です。 排尿障害や肛門付近の感覚がおかしくなるのが特徴です。 かなり稀なケースです。それ以外のほとんどの場合は、まずは手術以外の方法を尽くすべきで、万策尽きた場合の最後のオプションと考えるべきです

もう一つ強調したいのは、本当は椎間板ヘルニアによる痛みや痺れではないのに、「ヘルニア」と診断されているケースがあまりにも多いことです。 どうしてこういうことが起こるかと言うと患者さんに坐骨神経痛があり、MRIでヘルニアが認められると、整形外科では、「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛である」 と決め付ける傾向が見られるためです。 人間の身体は、そんなに単純ではありません。 坐骨神経痛の原因は実に様々で、とても整形外科的診断名の枠に収まるようなものではないのです。

つまり、物理的にヘルニアは存在していても、それが必ずしも神経を圧迫して坐骨神経痛を起こすとは限らない、ということです
一番悲劇的なのは、何か別の原因による坐骨神経痛があるのに偶然ヘルニアもあったために手術を勧められて、踏み切ったケースでしょう。  日本では百害あって一理なしの「ヘルニア手術?」が毎年一体何例行われているのだろうか・・・・。 想像しただけでも恐ろしいことです

今まで何人もの患者さんたちを、こうした有害な手術の悲劇から救ってきました。 これからも微力を尽くしたいと思います。

本当に椎間板ヘルニアの患者さんには・・・

マッケンジー理論を応用した施術を行います。

これはマッケンジー先生の原著(当院所蔵)です。アメリカ留学中に大学の図書館で買ったものです。マッケンジー先生はむやみにこの体操をすすめているのでありません。 その患者さんに本当に必要かを見極める見立て力が重要です。